OUR WORKS

活動内容

01

啓発事業

子育てや子ども虐待に関する根拠ある情報を広くわかりやすく伝えるため、イラストやインフォグラフィックを用いたコンテンツ制作と、SNS等のオンラインメディアを用いた情報発信を行なっています。

Twitter Bot
”子ども虐待対応たん”

手軽に情報を発信・受信できるSNS・Twitter上で、子育てや子ども虐待予防、早期発見や通告、相談先、他団体の活動等の情報を、親しみやすいキャラクターを用いて定期的に発信しています。2018年9月現在、約5千人にフォローされています。

Twitter

インフォグラフィック
動画

性虐待を受けている子どもたちへ向けたメッセージや、思いがけない妊娠をしたときの対応等をわかりやすく動画にし、YouTubeで公開しています。一部は教育機関や警察での教材としても活用されています。

Our Video

オンライン署名活動

Web署名サイト”Change.org”を通じて、子どもの安全に関する署名活動を行なっています。

  • 2015年
    行政が所在を把握できておらず被虐待のリスクがある「所在不明児童」に関して、DV加害者への情報漏洩を防ぎつつ安否を確認するシステムの創設を求める署名活動(約3万筆を2015年5月に塩崎恭久厚生労働大臣と世耕弘成内閣官房副長官(いずれも当時)に提出)外部リンク
  • 2016年
    児童相談所全国共通ダイヤル189番の運用に関して、相談・通告を一元化して受理し、適切な機関に割り振るコールセンターの設置を求める署名活動(約1万筆を2016年3月に塩崎恭久厚生労働大臣(当時)に提出)外部リンク

02

技術開発事業

子ども虐待対応に関する現状の諸問題を解決する一助として、最新技術を活用し、現場支援者をサポートすることのできるICTツールを開発しています。

アプリ開発

国⽴研究開発法⼈産業技術総合研究所(産総研)⼈⼯知能研究センターとの共同研究契約、及び産総研AI技術コンソーシアム社会課題解決WGにおいて、⼦ども虐待や生活保護などのリスクをアセスメントしより良い対応を提案する⼈⼯知能(AI)やタブレットアプリを活用した業務支援システムを開発していました。現在は産総研が開発を進めています。
外部リンク

利用シーン

03

調査研究事業

経験や価値観が反映されやすい福祉の領域において、子どもの安全や現場での支援の役に立つ科学的知見を創出し、エビデンスを蓄積するための調査研究を実施しています。

受託事業

厚生労働省の調査研究事業の受託や、民間研究機関への研究協力を行なっています。

  • 2018年
    母子愛育会による「児童虐待の地域及び国際比較のためのデータベース構築に関する調査研究」(厚生労働省 平成29年度子ども・子育て支援推進調査研究事業)への研究協力
  • 2019年
    「生活保護世帯に対するケースワーク業務負担軽減のための効果的な人工知能(AI)アプリの活用に関する調査研究事業」(厚生労働省 平成30年度生活困窮者就労準備支援事業費等補助金社会福祉推進事業)の実施

独自事業

文献調査を中心に、子ども虐待に関する研究を行い論文発表を行なっています。

  • 2017年
    レビュー論⽂「レジリエンスは⼦ども時代の虐待被害による将来の精神的不調を緩和するか」(「⼦どもの虐待とネグレクト」19号2巻掲載)
  • 2017年
    「地域のソーシャル・キャピタルと子どもの虐待に関するメタアナリシス-1次スクリーニングの結果より-」(第23回日本子ども虐待防止学会口頭発表)

04

研修・交流事業

子ども虐待対応における多職種連携を促進するために、医療・福祉・司法・行政等の分野をまたいだ勉強会や交流会を実施しています。今後は支援者に対する研修も予定しています。

多職種交流プロジェクト

子ども虐待問題に様々な立場から関わる多職種が一堂に会し、交流を深めるプロジェクトを実施しています。2018年には問題の社会構造に関して共通認識を持つためのロジックモデル策定会議を開催しました。

多職種連携勉強会

若手専門職を対象に、多職種連携の必要性、諸外国の取り組み、⾃職種や他職種が感じる⽀援困難感への気づきなどのテーマを取り⼊れた勉強会を開催予定です。

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